戦後の旅行について考えた1日。

・・・正確には半日ですが(笑)
お馴染み某K社の文化フォーラムに行ってきました。
なんだか社長はじめ役員サマたくさんいる気が・・・
(・・・や、そもそも役員が多いだけ・・・か?)
今年は日曜開催だったので、
仕事半分興味半分で1日参加。勉強になりました。
特に午後の、戦後の旅行の大衆化についてのシンポは
いろいろ考えられておもしろかった!
んでもって、やっぱりまだまだ評価が定まらない領域&時代だと痛感。
最後に某先生がおっしゃっていたように、
もっとインフォーマントを増やして、
聞き取り資料を増やすことが先決だと思いました。
まだまだ30〜50年前の話、
旅行業も宿泊業も当時のことを「歴史」とか「民俗」の1分野として客観視できないのは当然だなーと。
しかも「観光」という概念もまだまだ怪しいし、
それに対する社会的評価も千差万別。難しい。


大旅行時代と言われるアノ時代の歴史的評価&社会的影響も
もっと精査されないといけないだろうし、
その時代の施設の大型化についても通時的な見方だけでなく
共時的(なんかこの領域で使うのはヘンな気がする)な見方での分析もしないといけないと思うし。


施設の大型化の背景についてはうちの社長がいつも延々語りますが、
それも一面的な捉え方だと常々思っているので、
個人的にはもっと施設、旅行業、金融業など関係するさまざまな立場の動きを
それぞれ整理すべきなんですよね、本当は。
今日4人の研究者の方のお話を伺って、
うちのじーさん×2とうちの社長から聞き取りしようかなーーという気になってきました。
・・・時間があればの話だけど。
(某S役員サマが「昔のコト研究して、今後の旅行業の予測とか出来んかな」とか言ってましたが、
・・・何だかなぁ。それが出来たらどんなビジネスだってそれやっとるでしょーが。
宮本大先生が泣くぞ〜〜〜〜!!もうっっっ!!!!がっかりだよっ)



写真は谷中霊園の桜です。