2004-06-11 からりと。 花をもらうのは何年ぶりだろうか。 辛酸を舐めつづけた日々も終わる。 子供たちには過ぎ行く日々の中の一人に過ぎないのかもしれない。 けれど、 私には35人がかけがえのない存在だった。 たとえそうであることを知られなくともいい。 それでいい。 この日々は確実に私の力になる。 なっている。 百合の甘い香りに咽びながら、 思い出す、 あの時。