unamoon2005-01-29

昨日(っってか今日)「朝まで生テレビ」を見る。
テーマは教育全般。おそらくは「ゆとり教育の是非」とかそういうものだったのだろう。
この番組のことだから、テーマなんて在ってないようなものだ(笑)

  

小林よしのりとか福島みずほ
あとは学芸大の先生やプロ教師の会の都立の先生、
最近おなじみ引きこもりを自立支援をやっている長田なんとかさん、
日教組の会長、教育評論家、学びの場.COMのひとなどなど
なかなかいろんな立場の人がそろっていて◎。
もちろんトークは白熱し、田原総一郎の話のさえぎり方もますます冴え渡って(笑)
見ているほうも白熱してしまった。

  

私自身は学校教育のなかでうまくやってこれたほうの人間だし、
学校が大好きな人間であるから、
学校というコミュニティーに対してアンチではない。
でも、必ずしも今の学校のあり方に対していいとは思ってはいない。
いろいろ言いたいことはあるけれども、
ひとつだけ言うならば、「強い学校」であってほしいと思う。
現在のような多少のゆるさ、自由さ、もいいとは思うが、
地域にも親にも、そして生徒にまでもなめられた学校では意味がない。
ルールをもった「学校」というひとつの社会の中でどう生きるか、
この訓練が実社会で生きてくるのだと思うから。
だからこそ、学校の先生には教科知識だけでなく、
一番「社会性」を持っていてほしい。
「社会性」のない人間が縛るだけの学校では意味がないから。
そして先生たちをケア、サポートする体制作りもしてほしいものだ。
余裕のない中では余裕のある教育はできないから。

  

意図して選ばなかった「教育」という進路だが、
私の一番気になることであるのに変わりはない。
いつか「教育」に回帰することもあるだろう。