あああ〜、こんな状況で仕事していいんだろうか…。
でも、やらなきゃ〜。

  

雇い主は、どういう成り行きで私なんぞを雇っているんだろう。
少なくとも私は一番出来のいい弟子ではなかったはずなのだ。
それとも、そんなこと忘れてしまっているんだろうか?
その可能性は結構ありそうだ。
でも、かといって私は適当に流して作業することは出来ない。
プレッシャー。
私に出来る仕事だと信じてくれた人に対して。

  

結構、苦しい。

  

見苦しいところはみせたくない。

  

ああ、見苦しいほどの無知を晒せた昔の方が、
いくらかよかったか。

  

もう、時は、時間は積み重ねられてしまった。
もどれない。