小雨

unamoon2004-05-04

ヒヤリとした空気が私を異世界へと誘う。

  

雨さえもそ知らぬ振りをするような街。

  

私を知る人は、誰もいない。
そんな感覚も強ち嘘ではない。

  

あなたしかいない。

  

あなたしか私を知りはしない。

  

  

孤独感が、歩みを速めさせる。
守って欲しいから。

  

守りたいから。